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ウブドのほほん日記

バリ島のインターナショナルな田舎、ウブドで暮らしています。日々の生活の出来事をのほほんと綴ります。

修業時代

最近やっと怪我した足もだいぶん良くなり、ウブド内の近場にお気に入りのバイクで出かける事ができるようになった。約1ヶ月も一人で出かけられない日々を過ごしていたので、今は本当に自由を満喫している。バリは電車がないので、庶民の皆さんは通勤、通学、お出かけ、もっぱらバイクを利用する人が多い。車はまだまだ庶民にはそれほど普及していない。私は6年前にバリに引っ越してくる前迄は、神戸生まれの神戸育ち。地方都市なので交通機関は充実してたので、移動は電車かバスでたいがいどこへでも出かけていた。持ってる免許はAT限定の普通免許だが、スクーターさえ乗った事のない、超ペーパードライバーだった。

そんな私が、まずバリにやってきて、シルバーのアクセサリー作りの修行をしにウブドから約8~9km離れたチュルクという、シルバー職人が沢山居るチュルクという村に、約半年間『ベモ』という超ローカルの乗り合いバスにほぼ毎日乗って通っていた。ベモはバリの主要な町をつないで走っていて、これを見つけたら道で手を挙げて停めてくれるように合図して、乗せてもらう。降りる時は、ドライバーさんに「ストップ」と言って停めて降ろしてもらい料金を払うのだが、どこからどこまでがいくらなのかという、日本の様に便利な料金表はない。ここからここまではだいたいいくらぐらい払ったら良いのか、前もって近所の人に参考に聞いたりしてから乗っていた。バリに来た時は全くインドネシア語も出来ず、いつもベモの中ではドキドキだった。というのもベモはお客さんが少なくなったりしたら、急に降ろされて、また来た道にお客さんを求めて戻って行ったりする事もあり、乗り継ぎをしなければならなかったり、同じくベモの乗客の隣に座ったおばさんに色々話しかけられたり、スリが多いと言われたり、学校帰りの中学生たちに質問攻めにあったり、外国人なので高い料金を請求されたり、油断ができないのである。たまに、買ったばっかりの子豚を持って乗ってくる人がいたり、ものすごい暑さの中、乗客の体臭が混ざり合ってなんとも言えないすごい臭いが充満したりと、色々と笑える出来事もあったりした。

シルバー作り(と言っても私はへなちょこ、なんちゃってデザイン画を描いて職人さんに作ってもらうという事をしていたのだが)を始めて半年ほどでホンダのバイクを購入。今のバリみたいにオートマのスクーターみたいなバイクが無かったので、日本のホンダのカブみたいな、足でギアチェンジをする100ccのを買い、バイクにまたがって、さあ、出発するぞというのに、なぜか5分ぐらい出発まで時間がかかると友達にも笑われながら、超ノロノロ運転時速35kmぐらいで、チュルクへ通う事にした。バイクを自由に乗りこなせる様になるのなんて絶対に無理と思っていたのに、
なんだかんだで、1年もしないうちにデンパサールや、クタ方面にも一人でバイクで行ける様になり、今ではバイク無しの生活は考えられなくなってしまった。

その後、車にも挑戦し、日本の教習でMTのコースを受講していたのに、第一段階の見極めで落とされ、ATのコースに行く様に教官に言われた私でさえ、MT車を運転できる様になった。どうもバリでは、まだまだAT車を修理できるエンジニアが少ないからか、AT車はまだ少ししか出回っていなくて、MT車が中心だ。こうやって、私はどんどん逞しくなって行くのだろうか?
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  1. 2007/04/08(日) 13:25:36|
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