昨日は日本で言う大安吉日みたいな良い日でした。バリの至る所で結婚式がありました。アスタリスクのお店の裏にある大家さんの家の息子さんのワヤン君の結婚式も昨日。
バリの結婚式は通常、新郎さんの家で行われますが、ほとんどの準備は家族、親戚、近所の人の手作りです。宗教儀式に必要なお供え物の準備はかなり早くから始まり、結婚式、披露宴の準備は1週間ぐらい前から本格的に始まります。毎朝早くから遅くまで準備に忙しく、この期間は関係者の皆さん睡眠不足が続きます。
バリの結婚式当日は段取りに寄って多少違いますが、早朝から結婚の儀式が始まり、夜遅く迄お祝いにお客さんがやってきます。昨晩、披露宴に駆けつけた時は新郎新婦、当日は朝4時起きとの事で、二人ともかなりの疲れが顔に出ていましたが、それでもにこやかに訪れるお客さんの応対をしていました。バリの結婚披露宴というのは日本の披露宴とは違い、招待客はバラバラにやってきます。
バリの披露宴に招待された時の手順はといいますと...
まずは入り口に入った所に受付みたいな小さなブースがあります。そこでゲストブックがあるので、名前を書きます。
通常、受付にはきれいに飾り付けた、ポストの様な箱がありますので、そこにお祝いを入れます。
お菓子と飲み物を頂きます。
座りながら新郎新婦や、その他の招待客たちと談話します。
飲み物が無くなる頃くを見計らって、「ささっ、それでは奥でお食事を。」という風に奥に案内されます。奥にあるのはバリ料理のビュッフェ。ここで自分で料理をとりわけ、頂きます。食後にはデザートにフルーツやアイスクリームまで出て来たりします。このアイスクリームが、日本の昔風のあっさりアイスでなかなか美味しいので、個人的にこれがあると、とても嬉しいです。
談話しながら食事が済むと、「それではそろそろ...」と言いながら、新郎新婦に挨拶して、帰ります。
もしバリの旅行中に結婚式に招待される機会があれば、ぜひ行ってみて下さい。特に外国人のお客さんはウェルカムな事が多いです。
披露宴に招かれた時の服装はというと、バリの正装が望ましいですが、最近は遠方や仕事の帰りに駆けつける人も多いので、普通の服装でもかまいません。特に外国人の場合はそんなに堅苦しくなくていいです。ただ、結婚式の儀式を見に行く時は正装の方が良いかと思います。
それからバリ時間というのはご存知の通りかなりゆるいので、儀式を取り仕切るお坊さんが遅れて来たとか、結婚式前のお嫁さんの家での儀式が時間がかかって、遅れて到着したなど、色々とありますので、予定よりも数時間遅れる事はビアサ(普通)です。スケジュールにゆとりをもって参加して下さい。

写真撮るよ!と言うと、ワヤン君は奥さんの髪飾りをささっと直してあげました。初々しいカップルです。
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- 2007/12/13(木) 11:16:33|
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