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ウブドのほほん日記

バリ島のインターナショナルな田舎、ウブドで暮らしています。日々の生活の出来事をのほほんと綴ります。

カランガッサムへ

家で料理酒の代わりに料理に使っているバリのお酒、アラックが切れた。アラックを買いたいと言うと、主人がカランガッサムに住んでいるお姉さんの所に行こうと言いました。

バリ東部の県カランガッサムのチャンディダサの手前、アマンキラのあるマンギスという村にお姉さんは嫁いで住んでいます。アラックはカランガッサムで主に作られていて、お姉さんの家の近所で作っているアラックは混じりけ無しのとても美味しいアラックらしいです。私はお酒は全く飲めないんで、香りだけ嗅ぐと、かなりフルーティです。「お姉さんの所に行こう。」と言われると、「行こう、行こう!」と二つ返事をする私。それには、他の理由があるんです。

デンパサール、ウブド方面からチャンディダサに行く迄にゴワ・ラワという、コウモリの洞窟のある大きなお寺が海沿いにあります。ここはいつも、バリの至る所からのお参りのバリの家族連れでいっぱいです。そのゴワ・ラワの少し手前に大きな「Fresh Tea」という、飲み物の大きな看板があり、その看板を左に曲がって約30mぐらいの所に「Merta Sari」という、魚料理のワルン(食堂)があります。

このワルンに入るとメニューは一つ。魚のすり身のサテ、ペペス(すり身をバナナの葉に包んで蒸し焼きにした物)、魚のスープに空芯菜とご飯のセットメニューが出てきます。大きな屋根と柱だけのバレのような建物に、お昼時はいつも、すごい数のお客さんです。

暑くって、汚くって、ハエも多くて、込み具合によってはかなり待つ事もあるのですが、新鮮な魚から作ったサテは、とっても美味しいです。ゴワ・ラワのお寺の周りの海辺にも沢山、同じようなのお店はあるのですが、このムルタ・サリがダントツです。ここで食べるときはぜひ一緒に新鮮なクラパ・ムダー(ココナッツ)をオーダーして飲んでいただきたいです。これを飲むと、料理の辛さがちょうど良い具合に和らぎます。

ところで、このワルンのお客さんは、ゴワラワ参拝帰りのバリの民族衣装を着た人が多いんです。私は絶対、彼らはゴワ・ラワのお参りと理由付けて、本当はここのサテ目当てなんじゃないかと思っているのですが...


器用に魚のすり身を串につけて焼くところ
サテ


この日は夕方に行ったので、かなり空いていたムルタ・サリ
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  1. 2007/06/05(火) 23:24:09|
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