先日のガルンガンの祭日は、家族で旦那の実家のある北海岸のテジャクラに行って参りました。
ガルンガンといえば、つきものの豚料理。ほとんどのバリの家庭では、豚肉を買うなり、豚を締めて、ラワールというお料理を始め、豚料理のごちそうのオンパレードなんですが、私このラワールやら、豚肉を堅くなるまで揚げたものや、内臓系がどうも苦手です。
見かけに寄らずどちらかと言うと草食系で、田舎に行っても「野菜、野菜、野菜が食べた~い!」と言ってるのを周りの皆も良く知っていて、田舎滞在中は、私の為にご近所さんや、叔父や、義理の兄夫妻達などから、野菜を使ったスープの差し入れがあったりします。そんな皆さんの優しい心遣いに感謝です。
今回の田舎滞在で義兄が料理して届けてくれた、シンコン(ちょっと笑える名前ですよね。実はキャッサバという芋類です)のスープ。とっても味は美味しいんだけど、後味が激辛。バリの標準的な辛さは普通になっている私でも、口から炎が出るぐらい激辛と思える程で、北海岸の味付けは赤道に近くて暑いからなのか、何でも相当な辛口です。
そのスープが入ってやって来たのは、写真のとって付きのホーローのなんて言うんでしょうかね?ジャー?相当年期が入っています。バリの家庭では、中国製やインドネシア製の、こういった花模様のステンシルの入ったとってもアジアチックなホーロー雑貨が沢山使われています。今作られている新しい物と違って、昔のは、3色、4色と、多めの色が使われていて、とっても可愛い。

大きさ的にも、ドラマ「大草原の小さな家」の、ローラがオープニングの曲の時に持って走っていた入れ物に近いと思うんです。小さいとき、あの入れ物に一体何が入っているんだろうと、いつも思っていました。お弁当?
市場や、田舎の古そうな雑貨屋さんに行って、こういうホーロー雑貨をちょこちょことコレクションしているのですが、今回のこの取っ手とフタのついたこの入れ物は、最近あまり見かけないデザインで、義兄夫婦に「今度来る時は、何か代りの物を持って来るから。」と、お願いして、やや強引に頂いて来ました。
一度、田舎の各家庭を回って、皆さんのホーロー雑貨コレクションをぜひ見て回りたいです。きっとすごい掘り出し物に出会えるはず。うちの旦那は、そんな古いセン(ホーロー)の雑貨に、何でそんなに萌えているのか、訳が分かってない様です。
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- 2010/12/11(土) 03:17:59|
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