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ウブドのほほん日記

バリ島のインターナショナルな田舎、ウブドで暮らしています。日々の生活の出来事をのほほんと綴ります。

日課

毎朝、お店をオープンする時の日課として、スンバヤン(お祈り)はかかせません。
お店のスタッフは全員バリ人のヒンドゥー教。開店の時の日課として、この写真の御供え物(チャナン)をお店の前、裏の祠、お店の中の神棚、商品の陳列されているラック、PCの上、アクア(飲料水)の入れ物の上、通勤用のバイクに置いて、お線香を置いて、聖水をかけて一カ所一カ所丁寧にお祈りします。家ではもちろんの事、仕事場でもこのスンバヤンをしないと、バリの人たちにとっては、朝起きて顔を洗わず出かけるのは気持ち悪いのと同じ様に、当たり前の日課のようです。

以前はスタッフが家でチャナンを作って持って来てくれていたのですが、今は3店舗となり多くなったので、朝出勤の時にまとめて3店舗分(30個)を買ってきて、開店準備のお掃除を先に済ませた人がスンバヤンをまとめてする事になっているようです。店主の私はスタッフに任せっきりですが、皆が熱心にお祈りしてくれているおかげなのか、今まで何事もなく無事にやって来れています。ありがたいです。

ちなみに私がバリに初めてやって来たのは13年前。泊まっているホテル、レストラン、道端、至る所に置いてあったチャナンがとってもきれいでした。色んな形の色とりどりのチャナンに感激したのか、その時の旅行で撮った写真はやたらとチャナンの写真が多かったです。その次に多かった写真は頭に物を乗せて歩いている女性の写真。なんと器用に物を乗せられるんだろうと、驚いたのを思い出します。

これがチャナン一日分。今日のチャナンにはアジサイ、マリーゴールド、ホウセンカ、ブーゲンビリアの花が使われています。最後の仕上げにチャナンひとずつにビスケットをのせます。写真左のガラスの器に入っているのが聖水。お花(写真はプルメリアの花)を使って聖水をかけます。

チャナン


トコ・ビードのスタッフ、コマンちゃん。お店の裏の祠にチャナンを置いて熱心にスンバヤン中です。スンバヤンの時は写真の様に必ずスレンダン(帯)を腰に巻きます。お寺に入る時もです。

スンバヤン
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  1. 2008/02/26(火) 01:10:04|
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