先日バリから嬉しいニュースが届きました。アスタリスクのお店では勤続年数ナンバー2、今まで4年間一緒に働いてくれている、スタッフのマデが近々結婚する事になりました。
彼女と最初に知り合った頃は約5年前。マデは高校3年生。表情豊かで愛嬌があって、とても気の利く可愛い女の子という印象で「この子はなかなかいいな。」と目を付けていました。それからしばらくして、いよいよアスタリスクのお店が一人のスタッフではまわせなくなって来て、新しいスタッフを捜さなくてはいけなくなり彼女に連絡してみました。「マデ、もう就職決まった?」と聞くと「まだなんです~。どこかいい所ありませんか?」と、ちょうど高校卒業直前でタイミングがバッチリと合い、卒業したらすぐにアスタリスクのお店で働いてくれる事になりました。
あの頃はまだ本当に少女という印象でしたが、頼んだ仕事は何でも素直に「はい。」と気持ちよく返事して、すぐにやってくれ、接客、日本語、英語もなかなか上手で、マデファンのお客様もかなり多く、さらにとてもクリエイティブな人なので、トコ・ビードの手作りのアクセサリーを、私が「こんな感じで、これとこれを使ってこう作って。」と話すと、サンプルをサッサ~と作ってくれて、他のスタッフは彼女のサンプルを使って真似して商品を作るという、本当にお店にとってはかけがえのないスタッフの一人なのです。正直、高校生の彼女に初めて会ったときは、マデがここまで頑張ってくれるとは思いませんでした。
通常、スタッフの恋愛については根ほり葉ほり聞いたりはしませんが、彼女にはこの1、2年とても真剣に付き合っていた彼氏がいたみたいでした。マデはそろそろお年頃なので、もう結婚も近い将来あり得るな~と思っていた矢先の事でした。バリの女性の結婚適齢期は、20~25歳頃。私達日本人にとっては、とっても「若い!」と思えますが、女性は25歳を過ぎると、もう「行き遅れ」なんて言われてしまいます。男性でも27、8歳ぐらいには、たいていの人が結婚している様です。日本と比べて平均寿命がぐっと短いインドネシアでは、そのぐらいが妥当なのかもしれませんね。
そしてバリの結婚と日本の結婚と違う点は、結婚イコールすぐに子供を持つ事なんです。どうやら先に子づくりをして、妊娠したらすぐに結婚という流れが主流のようです。そしてマデもめでたく現在妊娠中だそうで、今年末か、来年1月にはお母さんになるそうですが、出産後も仕事を続けてくれそうで、とても嬉しく思います。マデに限らず、その他のスタッフ達とも、結婚しても、出産しても、今後とも末永く一緒に仕事したいな...と思います。
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- 2008/07/30(水) 18:09:06|
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「夏の足もと」と言えばサンダル。この夏に入って前々から欲しかったドイツ生まれのビルケンシュトックのサンダルを買いました。中敷きに凹凸があって、まるで裸足で歩いている様な快適さ、長時間歩いても疲れない、健康面にもいい。という事で、神戸にあるビルケンシュトックのお店に行って、足を計測してもらって気になるあらゆるデザインの物をあーでもない、こうでもないと、さんざん履き比べた上、ストラップ付きのダークブラウンの「リオ」という名前のついたデザインのサンダルを買いました。
買ってからさっそく履き始め、なんとも良いはき心地でとっても気に入り、どこへ行くにもこのお気に入りのサンダルを履くようになったのですが、たまたま楽天のネットショップでこのビルケンのサンダルを格安で売っているサイトに出会ってしまいました。見ては行けない...誘惑に負けてしまう...と思いながらもついついサイトを見ていると、この前お店で試し履きした時に最後まで迷いに迷ったあげく、買わなかった『ラムゼス』というデザインの物がなんと定価の50%引きで売っているのを見つけてしまい、ついつい「買い物かごに入れる」をクリック。昨日、家に届きました。今回は鼻緒タイプの爽やかな白です。今年の夏はこの2足で乗りきります。
ところでビルケンシュトックの商品名って、ブラジル、ロンドン、モントリオール、マドリッド、イビザ、アリゾナ、シドニー、ボストン、フロリダなど世界の地名になっているところもなんとも可愛いのです。ストラップ付きのデザイン「バリ」もあり、ビルケンシュトックのお店に行った時は、お店の売れ筋のランキングの5位までに入っているほど人気のデザインです。シーズンや、その年の流行によって、定番のデザインの色や素材の違った物を出すのも、面白いです。
今回ネット通販で買い物してしまったサイト。
http://item.rakuten.co.jp/z-craft/c/0000006889/
ストラップ付きはホールド力があって歩きやすいけど、脱ぎ履きが楽な鼻緒タイプも魅力的。

- 2008/07/17(木) 15:50:08|
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先日、バリ移住前の約7年間働いていた職場の元同僚達3人と、久しぶりに神戸・三宮のイタリアンレストランで会いました。
私がバリに引っ越してから、プライベートで何度か、そしてジャカルタ出張の帰りにバリに寄ってくれた友人、私がバリに移住する直前の約2年間、一緒にペアを組んで仕事をしていた当時の同士のようだった、バリには新婚旅行で来てくれた友人、それから在職中は毎日、バカな冗談を言い合っていた友人とは退職後初めての約8年ぶりの再会。
皆さん一緒に仕事をしていた時から約8年も経っているのに、以前と変わらずキレイで、バリに行ってからド~ンと太って、真っ黒に日焼けして、オシャレもだいぶん手抜きになってしまった私は、ちょっと気後れしてしまいました。ハッハッハ。
元同僚と出会うとついつい聞いてしまうのが、気になる昔一緒に働いていた人のその後についてです。六甲アイランドにあったオフィスの私達の部署は、多国籍軍と言ってもよいほど、色んな国からやって来た人たちが集まったかなり面白い職場だったのですが、その後の会社の編成により、日本人以外の皆さんは、インド、中国、アメリカ、その他、世界のあちらこちらにバラバラに散ってしまったみたいです。国境を越えた低レベルなギャグ満載の職場、面白かったな~。もう彼らと再会する事は一生ないのかな?なんて、少しさみしい気もします。
何よりも今回、彼女たちと会って感じた事は、皆さん本当にまじめに責任感を持って、日々の仕事をしているという事。実はこの会社、『女性が働きやすい会社 2008年度のランキング』でなんと1位を獲得しているのですが、それでも仕事に関しての要求はかなり高く、仕事も家庭も手抜き無しでフル回転で両立している友人達、仕事以外にも土日には、他の勉強をしている友人、エライな~と尊敬してしまいました。
帰り道に、私はバリに行ってしたい事があるから仕事を辞めたのではなくって、実はこの環境で仕事続けるのが限界で、ドロップアウトしてしまったのでは...?なんて、ふと考えてしまいました。とにかく現在は好きな事を仕事にできて、大好きなバリに本拠地を構える事ができて、まずまずハッピーな生活を送っています。
この会社に限らず、きっと今どき経費削減、人件費削減で、どこの会社も仕事はかなりキツイはず。自分の努力不足や、人生設計不足を棚に上げて、ちゃんとした仕事に就けず、すぐにあきらめて何でもかんでも社会が悪いと責任転嫁して、関係のない人まで殺人事件に巻き添えにしてしまう人...考えが甘いんじゃない? ちゃんと仕事を持っている人は、日々ものすご~く努力をしてるのだよ...。と、改めて感じさせられた再会でした。
あ~私も頑張らなくてば。
あまり良い写真が録れてなかった。前菜の魚のカルパッチョ。

- 2008/07/13(日) 08:41:59|
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7月15日にはウブド王族のガベン(火葬式)があります。
現在ウブド中の人々を巻き込んで、このガベンの準備で大忙しのようです。
私は現在日本に滞在中なんで、現地の詳細ははっきりとはわかりませんが、通常お昼前後にウブド王宮を出発し、ジャラン・ラヤ・ウブドというウブドのメインストリートを通って約1キロ東のトゥブサヤという村にある火葬場までの道のりを大行列が練り歩きます。今回は王族の方3人をまとめての今世紀最大級の儀式だそうで、世界各国からの観光客、またバリ中のローカルの人々も大勢この火葬式を見ようとウブドに詰めかけるはずです。
当日は遺体を乗せて運ぶ高い塔、運んだ遺体を入れて焼く牛型の巨大なハリボテ、ルンブーをお神輿のように担いで練り歩くはずで、これらが電線に引っかからないように、前もって電線が外され、15日はウブド中停電のはずです。
アスタリスク、トコビードのお店は通常通り10:00AMから18:30PMまで営業の予定ですが、停電のためクレジットカード承認の機械が使えないかと思います。停電の際はクレジットカードでのお買い物をして頂けませんので、ご了承下さい。(ルピア、日本円、USドルの現金でのお買い物は通常通りできます)
当日バリに滞在予定の方は、ぜひ今世紀最大級のきらびやかな火葬式、見に行かれてはいかがでしょうか?
昨日バリのスタッフに撮影して送ってもらった写真です。おそらく、写真左は遺体を運ぶ塔。写真右の白いタラップのような物は、塔に入れて運んだ遺体を降ろす物。これで降ろした遺体を牛型のルンブーの背中の部分に入れ、フタをします。

火葬場まで運んだ遺体を入れて焼くルンブー。金のネックレスまで着けてますね。

- 2008/07/12(土) 12:02:04|
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今回の日本滞在がまだ長引きそうなので、やはり携帯があった方が何かと便利かなという事で、重い腰を上げました。
買ったのは、ソフトバンクのプリペイド携帯。バリの携帯電話と同じようにプリペイドカードを買ってチャージするというもの。今後バリからちょくちょく日本へ帰る時にも使えますし、入れてるプリペイドカードの使用有効期限からさらに1年間、電話番号が有効なので、海外在住者でたまに日本に帰る人には、なかなか便利だと思います。
お恥ずかしながら、実はこれが私が日本で持つ初めての携帯。バリに移住するまでは、一人暮らしだったので、家の電話は自分専用、会社の電話もダイアルインで自分専用の電話番号。待ち合わせしてる友達からの伝言は、会社の留守電に入れてもらって外から聞いてました。ってな事で、日本の携帯のテクノロジーに全然ついて行けていません。「3Gって何?」「Bluetoothって何?」と、初歩的な事を携帯電話屋さんで質問攻めしてしまいました。
ところで、電話購入の手続きをしていた時の事。お隣のカウンターで携帯を買っていた二人組の男性、店員さんとは流暢な日本語で話してるのですが、二人で話してるのが、なんかどこかで聞いた事のある言葉だな~と思ってたら、インドネシア語っぽい!あれ~、マレーシアの人かな?(マレーシア語はインドネシア語とほぼ同じ)、それともインドネシアの人かな?なんて思いながら、ついつい懐かしくって「ダリ マナ?」(どちらからですか?)って、声をかけました。そしたらその二人はすごくビックリした顔で「え~?インドネシア語しゃべれるの?日本人でインドネシア語話す人、めったに見た事ない。」と、そこからしばらくお話をしました。日本で研修生として働くジャワ島出身の方々でした。
今度、私の旦那が日本に遊びに来る時に、日本でインドネシア人の友達がいないから、どこへ行けば出会いがあるかな?って聞いてみたところ、姫路の外れにバリ料理のお店があって、あそこのオーナーバリ人だから行ってみるといいよ。とアドバイスいただきました。ほとんど見かけませんが、実は姫路界隈にもインドネシア人の人もけっこう居るのかも知れません。

プリペイドはこの機種、この色しかなかったのですが、可愛い赤で結構気に入ってます。
- 2008/07/06(日) 11:41:42|
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